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でんでんむしで行く!おすすめ観光コース

大泉寺

啄木新婚の家からでんでんむしに乗り約6分。本町通1丁目で降りて3分ほどで貞女おかんの墓で知られる大泉寺に。大泉寺は、鎌倉時代前期に開創された古刹で、盛岡築城時に三戸から移転。文政年間(1825年)に再建された現在の本堂は、宝珠と軒の反りの線が美しく四方に流れる独特な宝形式反り屋根で、盛岡市の保存建造物です。
おかんは、1591(天正19)年の反乱で亡んだ九戸氏の家臣・畠山重勝の娘。家来の三平と夫婦になって、盛岡に落ち着きます。盛岡築城の人夫として働いていた三平が仕事中に大ケガを負ったことで、おかんに思いを寄せていた組頭の高瀬軍太は、露骨に関係を迫るようになります。夫の身に危害が及ぶことを怖れたおかんは、夫の身代わりになって組頭の手にかかり命を落とします。後悔の念に駆られた軍太は、仏門に入り、おかんの霊を大泉寺で弔い、遺族の生計を助けました。おかんの墓碑をたたくと、カンカンと不思議な音が鳴り響きます。
三ツ石神社へ